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木の家って強い
「木」は鉄やコンクリートより強い素材

各種材料の重さ当たりの強度比較(比較強度)


「木と日本の住まい」(財)日本住宅・木材技術センターによる

同じ重さで木材と他の材料を比較すると、圧縮強度でコンクリートの約10倍、引っ張り強度は鉄の約4倍、コンクリートの200倍以上もあります。
しかも、鉄やコンクリートなどのように経年変化とともに強度が低下する無機質な素材と違い、木は乾燥した状態を保つことで大変長持ちします。

鉄やアルミより、木は火に強い

鉄・アルミニウム・木材の加熱による強度の低下


「木と日本の住まい」(財)日本住宅・木材技術センターによる

一般的に木は火に弱い素材と考えられていますが、加熱実験では、木は鉄やアルミよりも強度低下が遅いという結果がでています。 木はある程度以上の厚みがあれば、いったん燃えると表面が焦げて炭化層を形成。これによって内部まで火が進行せず、強度が低下しにくい性質とあいまって、万一火災が発生しても燃え進むには時間がかかり、結果的に構造体も残りやすくなります。 一方、鉄は火災時レベルの熱(800℃以上)を受けると急激に強度が低下、変形してしまいます。


※ 鉄は5分ほどでほとんど強度がなくなりますが、木材は15分経過しても60%の強度を保っていることがわかります。


「木」の長所を伸ばしたプレカット乾燥構造材

乾燥させた木材を、コンピュータ制御の工作機械を用いてミリ単位の精度で加工する進化した材料は、高精度の施工を可能にし、腐朽菌やシロアリを寄せ付けない高い防腐性、防蟻性も実現しています。


そりや歪みが少ない集成材を採用。

乾燥させた木材を、コンピュータ制御の工作機械を用いてミリ単位の精度で加工する進化した材料は、高精度の施工を可能にし、腐朽菌やシロアリを寄せ付けない高い防腐性、防蟻性も実現しています。


高い精度を実現するプレカット加工。

十分に乾燥させた集成材を用い、コンピューター制御された工作機械によりミリ単位で正確に切り出される、進化した木材。それがプレカット乾燥構造材です。工作機械には精緻な匠の技がプログラミングされているので、品質の安定した高精度な施工を可能にしています。また、含水率が低いため腐朽菌やシロアリにも強く、耐久性をさらに高めています。